去る11月15日(金)~17日(日)、神奈川県内において
【第42回 全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会】
が行われました。全国9地区の選抜チームが集結し、阪神甲子園球場で行われる決勝戦、そして日本一の座を目指して白熱した試合が行なわれました。
東北地区からも25名の選手、5名のスタッフが全東北チームとして参加しました。全東北選出選手・スタッフは以下のリンクからご覧ください。
全東北チームは予選リーグにて全中国、全九州と戦いましたが、惜しくも0勝2敗で予選リーグ敗退となってしまいました。東北地区への温かいご声援をありがとうございました。各試合の結果・選評をお知らせします。
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【9ブロック対抗大会 予選リーグ第1戦 vs全中国】
日時:11月16日(土) 9:30 PB
場所:星瑳中井スタジアム
全中国選抜 000|001|010 2
全東北選抜 000|000|001 1
◇鈴木(龍)、吉川、高橋(洋)-菊池(琉)
《二塁打》佐野
1(中)森 桃麻 [山形大学医学部]
2(左)飯嶋 ぬくもり [東北大学]
3(右)山内 海聖 [東北学院大学]
4(指)尾形 季洋 [山形大学医学部]
5(一)埒見 颯太 [青森大学]
6(捕)菊池 琉聖 [仙台大学]
7(二)阿部 峻弥 [東北工業大学]
8(遊)米倉 希胤 [東北学院大学]
9(三)阿波 唯斗 [東北学院大学]
P 鈴木 龍太郎 [東北工業大学]
⚪戦評
全東北の先発マウンドに上がったのは鈴木 龍太郎(3年=東北工業大学)。初回こそ二つの四球を与えるも、その後は安定感のあるピッチングでスコアボードに0を刻んでいく。四回には初めて安打を許すも、そのランナーを捕手・菊池 琉聖(2年=仙台大学)が見事な牽制で刺し、相手に流れを渡さない。
ロースコアゲームの中で先制点を取りたい打線は三回、二死から一番の森 桃麻(4年=山形大学医学部)
がチーム初安打を放つ。さらに盗塁も決め二死二塁のチャンスを迎えるも、後続が続かず無得点に終わる。
ゲームが動いたのは六回の守備。四死球で二死一三塁のピンチを迎えると、相手の四番打者に中前適時打を浴び、先制点を献上する。しかしここは後続を抑え、なんとか一点にとどめる。
だが八回にも守備の乱れから一点を失い、二点を追いかける展開で最終回の攻撃へ。先頭の代打・佐野 博翔(1年=東北工業大学)が左前に二塁打を放ち、いきなりチャンスを演出すると、一死一三塁として迎えた七番・阿部 峻弥(3年=東北工業大学)の遊ゴロの間に三塁走者が生還し、1-2と詰め寄る。なんとかもう一点追いつきたい全東北だったが、反撃はここまで。惜しくも及ばず、1-2で敗戦した。
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【9ブロック対抗大会 予選リーグ第2戦 vs全九州】
日時:11月16日(土) 12:30 PB
場所:星瑳中井スタジアム
全九州選抜 102|021|000 6
全東北選抜 000|001|000 1
◇播摩、邊見、宇部、石田-工藤(修)
《二塁打》平澤
1(中)柳沢 友哉 [東北学院大学]
2(左)飯嶋 ぬくもり [東北大学]
3(右)山内 海聖 [東北学院大学]
4(指)辻 純育 [山形大学医学部]
5(一)佐野 博翔 [東北工業大学]
6(捕)工藤 修也 [東北学院大学]
7(二)笹山 翔汰 [仙台大学]
8(遊)米倉 希胤 [東北学院大学]
9(三)鈴木 悠斗 [東北工業大学]
P 播摩 智也 [東北学院大学]
⚪戦評
予選リーグ二試合目、一敗して後がない全東北の先発を任されたのは播摩 智也(2年=東北学院大学)。四回までに五つの三振を奪うも、全九州の隙のない攻撃により安打二本で三点を失い、いきなり劣勢に立たされる。打線も五回までは無安打に抑えられ、試合は一方的な展開になるかと思われた。
しかし、六回に先頭の工藤 修也(3年=東北学院大学)がチーム初安打を右前に放つと、これは得点につながらないものの、ここから徐々に全東北打線が活気を取り戻す。
次の七回には二死一塁で代打・尾形 季洋(5年=山形大学医学部)が右中間に安打を放つと、相手の失策の間に走者が一気に本塁まで生還し、待望の一点を挙げる。その後も主将・米倉 希胤(3年=東北学院大学)が本日三本目の安打を放つなど、最終的に相手を上回る六安打を記録する。しかし得点には結び付かずに、1-6で敗北となってしまった。
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